今日がお給料日、財布の中の残金はなんと 726円(笑)
なんかぎりぎりセーフのやりくりだなぁ(反省)
所で今日は「レンコン」のお話です。
秋の加賀料理には欠かせない「蓮根」、
もちろん金澤の家庭料理にも蓮根は欠かす事は出来ない。
もっちりと美味しい蓮根は金澤の人達に愛され、
いろんな場面で生活に根付いている。
加賀蓮根の始まりは、やはり前田家のお殿様から始まる。
加賀藩の5代藩主綱紀が尾張の国から、ハスの花を楽しむために
取り寄せ、場内に植えその花と大層愛でたとされている。
大樋町の喜兵衛と言う人が泥田に植えたところ、環境があったのか
大変よく増殖し、その蓮根を毎年献上したのが始まりだとされている。
その蓮根が妊婦さんには大切な栄養源!
蓮根をすって、片栗粉とまぜて、団子の形にして
お味噌汁で食べるのを蓮根汁という。
金澤で伝わる家庭料理で、冬はとても体が暖まり、
おっぱいがイッパイ出る。
私がお腹に子を宿した時にも
母は「おっぱいがいっぱい出るように」と
作ってくれた。そして私も娘が親となる時に、、、
こうやっていろんな事が受け継がれていく。
ま寒い北陸の冬を暖かく、美味しく過ごす方法のひとつだ。
昔はうんざりするほどの雪の世界、今は想像がつかない程。
雪が原因の隣人との「いさかい」が絶えなくて。
でもお互いにどこかで折り合いをつけながら、
大変な冬のシーズンを美味しい家庭料理で
ホット過ごしいくのが金澤らしい。
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