いつだったか、ふとテレビをみると
100歳になっても人間の脳は成長し続けるというメッセージが眼をひいた。
記憶力の低下やかたよった思考に陥らない様に常に気を配っている。
人間の五感の中で嗅覚が記憶力と一番つながりが強いようだ。
視覚は書き変わりやすい(納得)
聴覚も強いが嗅覚にスポットを当てている。
プルースト効果ってご存知だろうか?
フランスの作家アルセル プルーストが
「失われた時と求て」の中で
登場人物が紅茶に浸したマドレーヌの匂いから、
幼い頃の自らの記憶を突然思い出すというシーンから名づけられた。
特定の香を匂う事で特定の記憶を思い出す効果の事を意味さる。
まだまだ研究は進めなければいけない様だが、
人間の脳では、嗅覚を感じる部分が
記憶をつかさどる「海馬」に近い事にある様だ、
そういえば、前職でお客様を案内していると、
古い施設なので、古い家屋の「匂い」がするらしく
「おばあちゃんの家」を思い出し「懐かしい匂い」とよく
言われたものだ。
脳の成長を助けると言われている「ヒノキの香り」
主成分αビネン
リラックスと能の成長は無関係ではないようだ。
「記憶」と「香り」との密接なつながりに注目していきたい。