日本人の宗教観

日本人は無宗教だとよく言われます。

私もかっては無宗教だと思っていました。

 

そういいながらお正月には

神棚と仏壇に「新年が無事迎えられた事の感謝の気持ちで」

手を合わせてから

お互いに新年の挨拶を交わす事が年頭の行事になっています。

 

これって神様や仏様の存在を信じているって事ですよね。

新年を迎えるために1年の垢を洗い落とす「大掃除」を

国民的行事のように行っている事じたいが神の存在と信じている事なんですよね。

 

日本の神様は多神教なので、

もともといろんな神様がいるので、いろんな神様の存在を

認める幅の広さがあるらしいです。

 

生まれた時はお宮参り、七五三に神社へ、

お稚児さんではお寺さんに、

結婚式は教会へ(日本の挙式の70%がチャペルというデーターもあります)

亡くなると仏式、ご法事は勿論仏式。

 

日本人は生まれて死ぬまでいろんな宗教に関わります。

 

外国人からみるととても奇異に見える様です。

 

でも私はこれが日本人の寛容性だと思っています。

どの宗教の人とも仲良くしていく事が出来ます。

世界の宗教的な争いには巻き込まれず平和を大事に生きて行きたいものです。