佐藤氏の事を知ったのは、
石川県倫理法人会の講演会のチラシでした。
アホな私は、
愛知県から金沢への移動距離を考えて
そんなに重度の障害でないのでは?
と考えていました。
開講前の会場の下見に来られた
佐藤氏にお会いして
自分の浅はかな考えを反省しました。
難病の「脊髄性筋萎縮症」
顔と親指しか動かせません。
入念な会場チェックやマイクチェックなど
驚く程的確に、キチンと人を動かします。
時間にも無駄がありませんでした。
現在社会いろんな差別があります。
障害者というだけで、
能力を認めて貰えない。
雇用して貰えない。
そんな現実と向き合って
「それなら自分が社長になって
障害者でも働ける会社をつくろう」と
一念発起されたのです。
彼との出会いは
自分の不甲斐なさに気づく
良いチャンスとなりました。
自分に無いものを数えて嘆く事は
もうやめよう!
自分にあるものを
ひとつ、ひとつを取り出し、
自分にしか歩めない
自分の人生に向かって
力強く
一歩踏み出そう。