語らひを 重ねつつ気がつきぬ
われのこころに開きたる窓
明仁上皇さまが美智子上皇后さまとの
婚約内定後に詠まれた歌です。
そして、平成21年2009年の結婚50年
に際して美智子上皇后さまと
一緒に臨まれた会見で
「結婚によって開かれた窓から
私は多くのものを吸収し、今日の自分を作って
いった事を感じます。」
と明仁上皇様は述べられました。
お二人が丁寧な会話を積み重ねられ
互いに尊敬し、認め合い
いろんなことを受け止め
考えに考えて行動されてきた事が
伝わってくるお言葉です。
昭和から平成の時代にかけての
理想となる夫婦の在り方を
お示し頂けたと私は考えています。
「日本人でよかった」と感動と誇りを
感じた会見でした。